この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
相談者は日ごろからご主人からのDVに苦しんでいました。相談者はすぐにでも離婚をしたいと要望しており、非常に切迫した状況でご相談にこられました。今後の生活の為にも離婚成立と養育費の請求を求めるよう進めました。
解決への流れ
まずは、相談者の安心できる生活環境を整えるために、様々な手段を尽くしました。自治体や警察の連絡をしたり、更には接近禁止の仮処分の検討等も行いました。依頼者が冷静に今後の生活を見据えて離婚協議に望める状況になった段階で、離婚調停の申立てをしました。
依頼者の方は、相談に来られた当初は、「とにかく離婚だけできれば、あとは何も望まない」と、解決だけを早く急がれている状況でした。しかしながら、そのような冷静な判断ができない状況のご要望だけでは、将来的には必ずしも適切な解決は困難です。今後、長く続く子育てやご自身の人生を考えれば、当然、請求できるものは行うべきであり、この点について丁寧にご説明を行い、ご理解頂きながら解決していきました。