犯罪・刑事事件の解決事例
#暴行・傷害 . #加害者

検察官の勾留請求が却下され,早期の身柄解放に成功した事例①

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後藤 貞和 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人後藤東京多摩法律事務所
所在地宮城県 仙台市青葉区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

酔った勢いで暴力をふるったとして逮捕されてしまった事案。逮捕後1日経過時点で警察署にて接見を行い,その場で受任。翌日,検察官送致が予定されており,勾留請求されることに備え,接見後すぐに依頼者の親族に会い,検察庁宛てと裁判所宛ての身元引受書を作成してもらいました。

解決への流れ

接見翌日,検察官に勾留請求すべきでないとの意見書と,先日いただいた身元引受書を送付しました。残念ながら,検察官は勾留請求するとのことでしたので,さらに,裁判官宛てに意見書及び身元引受書を送付しました。その後,裁判官と電話面談を実施しました。結果は,勾留請求却下となり,依頼者はすぐに身柄を解放され,家に帰ることができました。

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後藤 貞和 弁護士からのコメント

勾留請求前に接見し,受任できたことで,勾留請求に備えた準備を速やかに行うことができました。また,事案の内容からして,勾留請求はないとも思えましたが,万一に備え,前日に準備できていたことが功を奏しました。意見書においては,勾留の要件を満たしていないこと,勾留の必要性がないことを論述しました。裁判官に勾留の必要性がないことを認めてもらい,勾留請求は却下され,依頼者は速やかに身柄解放されました。本件では,しっかりとした身元引受人がおり,その方の協力を速やかに得られたことも大きかったといえます。